|ライトロースト
生臭さと雑味、エグミ、渋みが多く残ります。長時間焙煎やダブルローストなどの特殊な手法で、アンダーカロリーを補う焙煎をすると、ある程度は改善されます。
一般では、ほとんど使われません。

|シナモンロースト
通常の倍煎では雑味、エグミ、渋みが多いので、ライトローストと同じ特殊な焙煎作業が必要となります。
一般では、ほとんど使われません。

|ミディアムロースト
雑味、エグミ、渋みは残らないのですが、強い酸味が残りやすいので、中南米やナナユラル精製の生豆などの、熱が入りやすく、雑味がでにくい、そして酸味が強くない豆を使用します。

|ハイロースト
雑味、エグミ、渋みは残らない。完全焙煎を行うことで、豆の持つ香り、甘味、酸味などの複雑でデリケートなディテールが現れます。

|シティロースト
豆の外側と内部が同じ焙煎度合いで、酸味は落ち着き、甘味を有します。豆によっては酸味の角を取るために煎り込みが必要となります。

|フルシティロースト
酸味は弱くなり、甘味、旨味、コクが増します。

|フレンチロースト
色が濃くなるが赤みはのこり、油分が出てきます。酸味はかなり弱くなり、上質の甘味や苦味が増します。

|イタリアンロースト
油分は消えかけて色が黒っぽくなり、苦味を強く感じます。